


アラブニュース・ジャパン
東京:日本の防衛費増額に抗議する人々が土曜日、岸田文雄首相の官邸前でデモを行った。
社民党の福島瑞穂氏や沖縄出身の政治家をはじめ、数人の政治家らが約30の平和団体と共に声を上げた。
デモ隊はプラカードを掲げ、軍事拡大や長距離ミサイル開発の中止を求めるスローガンを叫んだ。
政治家や活動家らは、沖縄出身の日本憲法学者とともにアラブニュースに対し、「日本の平和憲法のため、戦争を引き起こす可能性がある政府の動きを止めるのは自分の責務だと感じた」などと話した。
武器取引反対ネットワーク(NAJAT)の杉原浩司代表は、日本、英国、イタリアの3か国が次期戦闘機を共同開発する計画に言及し、欧米諸国の支援を受ける複合企業を非難した。
反対の声が高まる中、岸田首相は最終的に、防衛費の増額は国民への直接税や間接税ではなく、法人税を検討する考えを示した。