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北海道大学が初めてCDP評価を獲得

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14 Dec 2022 02:12:15 GMT9
14 Dec 2022 02:12:15 GMT9

アラブニュース・ジャパン

 東京:北海道大学は今年初め、国際環境非営利団体CDPの気候変動質問書2022に回答し、先ごろBリストに選定された。日本の大学としてスコアリングを取得するのは同大学が初。

 CDPのウェブサイトによると、Bスコアはマネジメントを意味する。環境に与える影響に対処し、良好な環境マネジメントを確保しているが、その分野のリーダーシップはとっていないことを示す。

アンケートは、都市や企業などが、気候変動やフォレスト、水セキュリティに対する影響などを自己報告する形式。今年公開される大学は3校のみで、北海道大学はそのうちの一校。

 同大学は、「カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの改善方法が明らかになりました」と報道発表の中で明らかにした。

 寶金清博学長は、「今回のアンケートに初めて答えることで、私たちが直面しなければならないさまざまな問題を理解することができました。これを機に、国立大学として研究や教育のみならず、企業と同様に経営体としても、カーボンニュートラルの取り組みを強化していきたいと考えています」と述べた。

 北海道大学は1997年に国内で初めて、持続可能な発展を含むキャンパス環境維持への取り組み「キャンパスマスタープラン2006」を策定した。

CDPの森澤充世ディレクターは次のように語った。「北海道大学がCDPのグローバルな情報公開プラットフォームを通じて、日本の大学として初めて情報公開を推進したことに敬意を表します。カーボンニュートラルの実現は、すべての人々にとって共通の課題であり、政府や企業だけでなく、あらゆる分野において求められています。この取り組みには、大学をはじめとする教育・研究機関の役割も大きく期待されています。北海道大学による気候変動への影響の公表は、わが国の気候変動への取り組みを拡大する上で重要な一歩となるでしょう」

 CDPは、企業、国家、地域、都市がグローバルな情報開示をするためのシステムを運営する世界的非営利団体。

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