


アラブニュース・ジャパン
東京:駐日バーレーン大使館は木曜日、バーレーンの建国記念日と国王の即位を祝してレセプションを開催した。
アハメッド・アルドーセリ駐日大使は今年の祝賀は日本との国交樹立50周年を記念するものだとして歓迎の言葉を述べた。
「両国の友好関係は、政治や貿易、経済交流、教育、そして最近の宇宙計画など、あらゆる分野でさまざまな歴史的マイルストーンを経てきました。本年の両国高官による交流訪問は、日本との協力関係の強化に向けた王国の熱意を反映しています」
アルドーセリ大使は、両国の強力な貿易関係は、「官民問わず在バーレーン日本企業への変わらぬ信頼があることや、昨今の状況においても持続可能性と成長を維持する日本企業の能力を反映したものであります」と付け加えた。
貿易以外にも、山梨県で開催されたバーレーンの天然真珠展、東京外国語大学との共同スピーチコンテスト、民音協会との音楽イベントの共催など、両国は数多くの文化交流を行ってきた。
日本からは高木啓外務大臣政務官が、「バーレーン政府と国民に心からのお祝いを申し上げます」と祝辞を述べ、両国の関係はバーレーンの原油が初めて日本に輸出された1934年にまでさかのぼることに触れた。
「過去50年間、日本とバーレーンは、エネルギー、政治、経済、安全保障をはじめ、広く友好的な関係を築いてきました。最近では、両国間の協力が新しい分野で進展しています。(国際宇宙ステーションの)日本の実験棟である「きぼう」から、バーレーンが共同開発した人工衛星「Light-1」打ち上げが成功したことは、私たちの大きな喜びです」
「今後も高官の訪問が続き、私たちの関係はさらに強化されるでしょう。私自身も、友好関係をさらに深める架け橋として貢献できるよう尽力したいと思っています」
レセプションでは、バーレーン産の真珠で作られた宝石とともに、バーレーン関連の日本の歴史に関する写真が展示された。
日本とバーレーンの国歌が、日本の音楽家によって演奏され、日本政府や国会から出席した300人以上の来賓に対してアラビアの伝統楽器ウードが披露された。
河野太郎デジタル相・内閣府特命担当相、外交官、学界関係者、バーレーンの友人たちが参加した。