
アラブニュース・ジャパン
東京:林芳正外相は火曜日、スウェーデンのトビアス・ビルストロム外相と電話で会談し、現在の国際情勢の下で「同志国」が安全保障面での協力を強化していく重要性を強調した。
両外相は、ロシアによるウクライナ侵略、東シナ海や南シナ海、北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換し、国際場裡での協力を強化するため引き続き連携することを確認した。
また、「日・スウェーデン防衛装備品・技術移転協定」の署名・発効を歓迎した。
林氏はビルストロム氏の外相就任に祝意を述べ、ビルストレム氏からは日本との二国間協力を一層強化したいとの発言があった。
林氏は、日本が来年G7議長国を務め、国連安全保障理事会の非常任理事国になること、スウェーデンが上半期中にEU議長国を務めることに触れつつ、国際社会共通の課題への取り組みや、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、日・スウェーデン、日・EU間での一層の連携を追求していきたいと述べた。