
東京:水曜日、大雪が日本の広い範囲を包み、交通渋滞、何百便ものフライト欠航、列車運行の混乱を招き、少なくとも1人が死亡した。
強い寒波を伴う前線と極端な低気圧が、火曜日から日本各地に雪を降らせ、強風を吹きつけた。
雪は日本海側で特に激しく、岡山県真庭市は水曜日午前8時(グリニッジ標準時の午後11時)までの24時間で、観測史上最高となる93cm(36インチ)の降雪量を記録した。
松野博一官房長官は記者会見で、水曜日朝の時点までに、この荒天の影響で1人が死亡したことに加え、2人の死亡者について荒天との関連性を調査中であることを語った。それ以上の詳しい情報は入手することができなかった。
全日空や日本航空など、国内の航空会社は 300 便以上のフライトを欠航し、北日本では新幹線の運休または遅延が発生したとメディアが報じた。
公共放送のNHKによると、日本中部の高速道路では、乗用車やトラックが雪の中で約10km(6マイル)にわたって立ち往生した。
京都では、火曜日に雪と強風の影響で鉄道の運行が停止され、2つの駅で約3,000人が足止めを食らい、一部の利用者は京都駅の床で寝ることを余儀なくされた。
このほか、駅と駅の間で少なくとも15本の列車が立ち往生して、火曜日の深夜から水曜日の早朝まで列車内に足止めとなる利用客や、避難所が用意された駅まで雪の中を歩いて行かなければならなかった利用客もいたとNHKは付け加えた。
この荒天に伴う強風は、西日本と韓国済州島の間で水曜日未明に発生した香港船籍の貨物船沈没の原因となった可能性がある。水曜日正午までに、22人の乗組員のうち13人が救助され、引き続き捜索が行われている。
この荒天は木曜日まで続くことが予想される。
ロイター