
防衛省は22日、日本海で日米韓のイージス艦による弾道ミサイル対処共同訓練を実施したと発表した。
3カ国の連携を示すことで、大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの発射を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがあるとみられる。
同省によると、海上自衛隊の護衛艦「あたご」と米駆逐艦「バリー」、韓国駆逐艦「世宗大王」のイージスシステム搭載艦3隻が参加。弾道ミサイルの発射や追尾に関する情報を共有し、連携して対処する手順を確認するなどした。
同種訓練は昨年10月以来で9回目という。
同省は「地域の安全保障上の課題に対応するため3カ国の協力を推進する」としている。
時事通信