
出入国在留管理庁は31日、2019年の外国人入国者数(速報値)が3119万人(千人単位を四捨五入)となり、7年連続で過去最多を更新したと発表した。前年比109万人増で、背景には中国を中心とする旅行需要の高まりなどがある。
新規入国は2840万人。このうち、国籍・地域別で見ると、中国が前年比24.7%増の742万人で最多。韓国534万人、台湾452万人と続いた。前年トップだった韓国は同27.1%減だった。特に下半期は前年と比べ半減しており、同庁は日韓関係の悪化が影響したとみている。
また、日本人の出国者数は同5.9%増の2008万人で過去最高となった。
時事通信社