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サケ・マス漁獲枠を維持=23年も2050トン―日ロ交渉妥結

日ロ両政府は20~24日にオンライン形式で交渉を行った。(AFP)
日ロ両政府は20~24日にオンライン形式で交渉を行った。(AFP)
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25 Mar 2023 05:03:48 GMT9
25 Mar 2023 05:03:48 GMT9

水産庁は24日、日本の200カイリ水域で日本漁船が操業するサケ・マス漁を巡り、ロシアとの漁業交渉が妥結したと発表した。2023年の漁獲枠は昨年と同じ2050トン。ロシアに支払う漁業協力費は、漁獲実績に応じて2億~3億13万円に決まった。

日ロ両政府は20~24日にオンライン形式で交渉を行った。妥結を受け北海道のサケ・マス漁は、例年4月10日となる解禁日から操業が始まる見通しだ。 

国連海洋法条約は、サケなど産卵のために産まれた川に帰る魚については、川のある国が漁獲権を持つと定めている。ロシアの川で産まれたサケ・マスを日本の水域で捕るにはロシアの許可が必要で、両政府は毎年、操業条件を決めている。

昨年はウクライナ危機に伴う日ロ関係の悪化を背景に交渉開始が大幅に遅れ、出漁時期が5月にずれ込んだ。

時事通信

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