東京:月曜日、4月17日、林芳正外務大臣は、軽井沢で開催されているG7長野県軽井沢外相「イラン・中東」セッションを主催した。
このセッションには、EU上級代表の代理である欧州体外活動庁(EEAS)事務次長が参加した。
林大臣は、先週行われたアブドラヒアン・イラン外相とのイランの核開発活動およびロシアへのドローン供与を含む多くの課題に対処するのを目的とした電話会談に触れ、イランに関する日本の外交努力につき説明した。
また、林氏は、イランが、3月にグロッシーIAEA事務局長のイラン訪問時に合意された内容を無条件かつ完全に実施することを含め、緊張緩和のための措置を取ることが不可欠である内容を述べた。
それに続いて、G7外相は、イランが決して核兵器を開発してはならないことを再確認するとともに、引き続きイランに対し、核不拡散に関する義務や政治的なコミットメントを果たすように求めていくことで一致した。
さらにG7外相はイランに対し、ウクライナに対する侵略を行うロシア軍への支援を停止するように求めていくことを確認した。
中東和平に関して、大臣は、地域の中長期的な安定は、中東和平の実現なくしてはありえず、「二国家解決」に向けた展望を維持するためにも、暴力の連鎖に歯止めをかけ、対話の機会を創出し、信頼醸成を図ることが重要である、と述べた、
G7外相は、中東和平を含む地域の諸課題に対し、引き続きG7が連携して対応していくことで一致した。