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北朝鮮、米国の覇権は没落と論評

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28 Dec 2023 06:12:51 GMT9
28 Dec 2023 06:12:51 GMT9

アラブニュース・ジャパン

東京: 北朝鮮は年末にあたって声明を発表し、2023年は「米国の覇権没落と新しい国際秩序に向けた転換の息吹」を感じさせた年だったと振り返った。
 
朝鮮総聯中央本部国際・統一局は、10月7日のハマスによる「アル・アクサ洪水作戦」により、イスラエル政府は「血迷った」と非難した。
 
北朝鮮はイスラエルのネタニヤフ首相について、「ガザで狂気の大量殺戮を繰り返し、世界的非難と糾弾の的になっている」と批判した。
 
「これを執拗に支援する米国は、国連安保理でさえ孤立し、西欧の不当な二重基準も顕わになった。インド太平洋戦略を主導するバイデン政権とその戦略の礎石、車軸に位置付けられた日本と南朝鮮の政権は、国内的には急激に弱体化している。バイデン政権のNATO、中東、インド太平洋における3方面の戦略は破綻しつつある」
 
さらに、声明は「(北朝鮮、中国、ロシアは)安定的な政治、経済、軍事的な発展を遂げている」とし、「中国、ロシアが主導するBRICSと上海条約機構拡大強化の一途をたどり、それに迎合するグローバル・サウスの世界的存在感と活力は日々増すばかりだ」と付け加えた。
 

北朝鮮は、プーチン大統領と習近平国家主席の協力による「グローバルで持続可能な発展に関する中ロ共同声明」を強調、これらの要因が欧米に挑戦する新しい世界秩序につながり、「米国とNATOの敗北は濃厚だ」と論評した。

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