04 May 2023 02:05:54 GMT9
アラブニュース・ジャパン
東京: 日本は国際的な緊張が高まる中、憲法公布76周年を迎えた。憲法記念日に合わせて、約25,000人の群衆が東京の有明公園に集まり、日本の平和主義的地位と特に戦争を禁止する憲法第9条の保護を訴えた。
5月3日は日本国憲法公布76周年の記念日で、第二次世界大戦後に導入された。
デモ参加者たちは、憲法第9条が日本を武力紛争に巻き込まないよう保護してきたとし、岸田文雄首相が憲法改正を計画していると懸念している。
岸田首相の反対派によると、岸田氏は来年、憲法改正のための国民投票を実施する予定だという。また、首相に就任してからの岸田氏は、外務大臣時代とは異なり、日本が海外の敵基地攻撃能力を持つ必要があると考えるようになった、という。
自民党は、アジア太平洋地域を守るために、企業が政府安全保障能力強化支援(OSA)の枠組み内で武器輸出ができると主張しており、これにより憲法改正の可能性が生じるとされている。
国民全員がそのような動きに反対しているわけではない。
デモ中には、右翼が平和主義者を妨害しようとし、北朝鮮のミサイルが日本に対する脅威であることを指摘した。
米国、台湾、中国の緊張が高まる中、日本が軍事予算を拡大する一方で、平和主義者たちは「軍拡競争」を非難し、平和を維持するために外交努力を続けるよう政府に呼びかけた。