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北朝鮮、韓国と日本のトップ会談を嘲笑

キム氏は、米国がインド太平洋地域での自国の野望を実現するために日本を「将棋の駒として」利用していると非難した。(AFP)
キム氏は、米国がインド太平洋地域での自国の野望を実現するために日本を「将棋の駒として」利用していると非難した。(AFP)
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11 May 2023 07:05:57 GMT9
11 May 2023 07:05:57 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:岸田首相は両国政府間の関係改善を目指して5月7日、8日と韓国を訪問したが、北朝鮮は会談の目的は米国との核協定を強化することであったと主張している。 北朝鮮外務省日本研究所研究員のキム・ソルファ氏は、「日本は米国と韓国の核協力共同作戦に参加することが何を意味するのか熟考すべきだ」と韓国の中央通信に掲載された記事の中で述べた。キム氏は、米国がインド太平洋地域での自国の野望を実現するために日本を「将棋の駒として」利用していると非難した。 また、「核兵器使用という世界で唯一の野蛮な行為で何十万人もの罪のない日本人を犠牲にした米国が日本列島を自国の戦争火薬庫と兵站基地に過ぎないとみなしていることを忘れてはならない」と述べた。 またキム氏は、「日本が現実から目を背け、米国との三角軍事共助体制の構築に固執すれば、北東アジア地域は不安定化し、最終的には火の海と化すだろう。」 「日本の対米依存政策にはそれ自体の危険性があり、「対米従属の運命から抜け出し、近隣諸国との安定した関係維持に貢献することが賢明な行動だろう」などと述べた。 記事は、岸田氏の訪韓は、大統領就任からわずか1年にも関わらず独特な不人気が判明し苦境に立たされている韓国の指導者、尹錫悦氏にさらなる屈辱を与えることを目的としていると示唆した。 キム氏は、「韓国の狂った親米独裁者が『ワシントン宣言への日本の参加を排除しない』、いつでも日本と協力できる』と言ったのは、日本との関係のためだ」と書いた。これは、「三者拡張抑止協議体」を創設し、北東アジアにおける米国主導の「核軍事同盟」体制の確立を目指す米国の隠された動機を表している。

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