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日本の日比野、運を最大限に生かしプラハ・オープンで優勝

2023年8月7日、チェコのプラハで開催されたプラハ・オープン WTA250テニストーナメントの女子シングル決勝戦で、チェコのリンダ・ノスコバ(写っていない)にボールを返す日本の日比野菜緒。(AFP)
2023年8月7日、チェコのプラハで開催されたプラハ・オープン WTA250テニストーナメントの女子シングル決勝戦で、チェコのリンダ・ノスコバ(写っていない)にボールを返す日本の日比野菜緒。(AFP)
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08 Aug 2023 12:08:48 GMT9
08 Aug 2023 12:08:48 GMT9

プラハ:日本の日比野菜緒は、チェコのティーンエージャー、リンダ・ノスコバをストレートで下し、雨のプラハ・オープンで優勝。ラッキールーザーからチャンピオンへのおとぎ話のような旅を終えた。

28歳の日比野は、雨で中断された決勝で第4シードのノスコバを6-4、6-1で振りきった。

日比野は2015年のタシケント、2019年の広島での優勝に加え、3つ目のWTAタイトルを獲得した。

「今日、決勝まで勝ち残ることができたことにとても感謝している」と日比野は言った。

「雨ばかりでタフな1週間だった」

トーナメントを悩ます5日からの雨のため、世界ランキング136位の日比野が第2セットで4-1、30-0とリードした時点で決勝戦は中断を余儀なくされた。

日比野は7日の朝、ルーマニアのジャクリーン・クリスチャンとの準決勝を終えるはずが、コートにいた時間はわずか5分だった。

雨のため5日のプログラムは中止となり、準決勝は6日に延期された。

ノスコバ(18歳)はストレートで勝ち上がった一方、日比野の準決勝は、第3セットで5-2とリードしていた時点で、5時間と3回の中断を経てまた中断された。

強風かつ寒いコンディションの中、71位のノスコバは決勝で見事な滑り出しを見せ、3-0とリードを奪ったが、日比野の反撃は早かった。

試合を通して忍耐強くプレーした日比野は、ノスコバがマッチポイントでダブルフォールトを犯すなどミスを重ねる中、サーブブレークで第1セットを先取し、そのまま逃げ切った。

AFP

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