
ニューデリー:リポーターや食品輸入関係者たちは、今週ニューデリーで開催されたイベントで日本のレストランチェーン壱番屋によって振舞われたカレーに関心を示した。
フードブロガーのパレシュ・グプタさん(26)は「北インドのカレーが世界で一番だけど、このカレーも好きです」と話し、ベジタリアン向けに設定されたほうれん草とカッテージチーズのカレーをお代わりした。
このイベントは水曜、インド国内での日本食の認知度を高める目的で日本大使館で開かれた。壱番屋は今春インドで初となる店舗を開店予定で、鶏ひき肉を使用したキーマカレーも出された。
壱番屋と現地企業の合弁会社の最高執行責任者を務める中村広佐さんは、カレーをゲストに配って彼らの反応を探り、「カレーソースは日本から運んできました。皆さんからは好評を得ています」と話した。
またこのイベントでは、ステーキレストランチェーンのペッパーランチもインドで初めて料理を提供した。13億人市場でビジネスを展開するパートナーを探す試み。
インドのいくつかの州では牛肉を食べるのが禁止されているため、ペッパーランチはご飯に海老と鶏肉、または野菜を添えた一皿を振舞った。
東南アジアのペッパーランチ事業を担当するサントリーF&Bインターナショナルの役員、池野隆さんは「好意的な反応を頂いています」と話した。
時事通信社