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韓国の尹大統領、関係修復に尽力する日本の岸田氏を称賛
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21 May 2023 11:05:08 GMT9
21 May 2023 11:05:08 GMT9
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広島：韓国の尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領は21日、日本の岸田文雄首相が日本の植民地支配下で強制労働に従事した人々への思いやりを表明したことが、多くの韓国人の共感を得たと述べた。
尹氏は、日本の広島市で開催された主要7カ国（G7）首脳会議の傍らで岸田氏と面会し、安全保障と経済におけるグローバルな課題に対応しようとする同氏のリーダーシップを賞賛した。
岸田氏は今月初め、ソウルで「私個人としては、当時の困難な状況下でひどい苦しみや悲しみに耐えた多くの人々のことを考えると、心が痛みます」と語っていた。
21日の会談は両氏の間で今年3回目になり、アジアの隣国間の長年にわたる冷え切った関係に雪解けを告げるものであった。韓国は3月上旬、日本が1910年から1945年にかけて朝鮮半島を植民地化した際の強制労働の被害者に対し、韓国企業が補償を行う計画を発表した。
21日の会談に先立ち、尹氏と岸田氏は広島平和記念公園を訪れ、1945年の米国による日本への原爆投下で亡くなった韓国人への慰霊碑に祈りを捧げた。
岸田は尹氏に対し、「私たちの訪問は、日韓関係にとっても、世界の平和を祈る上でも重要だったと感じています」と、両国の首脳が初めて一緒に記念碑を訪れたことについて述べた。
この合同訪問は、両首脳がつらい過去に向き合い、それを癒す努力を象徴していると、尹氏の報道官、李度運（イ・ドウン）氏はブリーフィングで語った。
「また、両国が同盟国である米国とともに、北東アジア地域と世界の核の脅威に集団で対応することを意味している」と李氏は述べた。
広島と長崎の原爆投下では、10万人もの韓国人が被災し、そのうちの半数がその年に亡くなった。韓国原爆被害者協会によると、約4万3千人が韓国に戻り、2千人が北朝鮮に向かったという。
ロイター
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