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09 Feb 2020
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Updated 09 Feb 2020
09 Feb 2020
新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、中国湖北省からの邦人退避で活用が検討された政府専用機の出番がない状態が続いている。民間機に比べて輸送可能人数が少ないことが「ネック」で、運航の担当が自衛隊であることを中国側が警戒しているといった見方も影響しているようだ。

政府は首相らの外国訪問などのため専用機を2機保有。緊急時の在外邦人輸送や国際緊急援助活動の際にも活用されることになっている。

今回の新型肺炎をめぐる対応でも、政府は邦人退避に向けた民間機派遣に当たり、専用機活用も検討した。防衛省幹部は「協力をアピールできるチャンス」と意気込んでいた。

ただ、搭乗できる人数は専用機の約100人に対し、民間機は200人以上。加えて、政府関係者は「中国政府は専用機を『軍用機』と捉えており、着陸を嫌がっているようだ」と語る。

民間のチャーター機第1~4便で計763人が帰国しており、湖北省に残る帰国希望者はわずか。日本政府内には、残りの人たちを定期便の運航が続く他の地域に移動させるよう中国側と交渉する案もある。防衛省内には「このまま出番はなさそうだ」との声も漏れる。 

JIJI Press
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