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逃亡中のゴーン被告、文書の公開をめぐりオランダの法廷で闘争

ルノー・日産・三菱の企業連合の元会長、カルロス・ゴーン被告は、2018年に日本で逮捕されたものの、昨年12月にレバノンに逃亡している。 (AFP/資料)
ルノー・日産・三菱の企業連合の元会長、カルロス・ゴーン被告は、2018年に日本で逮捕されたものの、昨年12月にレバノンに逃亡している。 (AFP/資料)
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10 Feb 2020 02:02:48 GMT9
10 Feb 2020 02:02:48 GMT9

アムステルダム

元日産自動車会長で逃亡中の@カルロス・ゴーン被告の弁護団は、月曜日オランダの裁判所で、@ 日産自動車と@三菱自動車によるゴーン被告の解雇に関連する内部文書を公開するよう求めた。

2018年に日本で逮捕され、昨年12月に日本から逃亡したルノー、日産、三菱の企業連合の元会長であるゴーン被告は、昨年7月、日産と三菱自動車による解雇は違法であるとして、両社を相手取り、オランダの裁判所に提訴している。

この訴訟の第一回目の公判が、月曜日、アムステルダム地方裁判所で開かれた。ゴーン被告は、解雇はオランダの労働法に違反しているとして、両社に対し1500万ユーロ(1700万ドル)の補償を請求している。

それに対し日産・三菱側の弁護士は、ゴーン被告の弁護団からの文書公開の要求を却下している。.

ゴーン被告の弁護団は、同被告に対する内部告発が本人と共有されることなく、一方的に日産と三菱のオランダの統括会社の会長職を解雇されたことは、不当であると主張している。

弁護団のローランド・デ・モル弁護士は法廷で「日産と三菱は、ゴーン氏を公然と辱めた」と述べ、「彼らの報告書や内部告発がゴーン氏に対して示されたことは一度もなく、解雇は正当な手順を踏んでいなかった。」と主張している。

デ・モル弁護士は、ゴーン氏は「解雇理由についての十分な議論を望んでおり、その実現のためには、彼のファイルの情報が必要です。ゴーン氏は法廷で戦う準備ができています。」と、述べた。

ゴーン被告は、日産と三菱自動車が、会社の資金を不正流用しているとしてゴーン被告を解雇する根拠となった、両社の内部調査に関連した文書へのアクセスを求めている。

ゴーン被告の弁護団は、その文書が両社がゴーン氏の活動に気づいていたことを示すであろうと主張している。

日産・三菱側のエルコ・ミーアディンク弁護士は、ゴーン被告の弁護団は「広い海で魚釣りをしているようなものだ」とし、「彼らの要求は非常に広範囲に及んでいるので、私たちがそれらの要求に同意できないことが多くても、別に驚くことではありません。」と、述べている。

ロイター

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