岸田文雄首相は26日、民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が一時政権に反乱し、混乱が続くロシア情勢について「大きな関心を持って注視していきたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は「先進7カ国(G7)の連携をしっかり確保しながら、今後の情勢に対応していきたい」と強調した。
松野博一官房長官は記者会見で、在ロシア日本大使館などから在留邦人に対し、注意を呼び掛ける「領事メール」を24日に発出したと説明。ワグネルの動きがロシアのウクライナ侵攻に与える影響については「予断を持って答えることは控える」と述べるにとどめた。
時事通信