
東京:東京を訪問中の、または在住のイスラム教徒たちがイード祭(Eid Al Adha犠牲祭)を祝して大塚マスジドに集まり、1000人以上の日本人、パキスタン人、バングラデシュ人、マレーシア人、フランス人、アフリカ人などとともに朝の祈りを捧げた。
大塚マスジドのハルーン・クレイシ氏は聖なるイードの意味を説明し、この祝宴の資金が信者による貧しい人々への喜捨によって集められていることに触れた。
近くの公園では、ウズベキスタンの信者がサモサを振るまったほか、日本人女性が砕いた氷にシロップをかけたかき氷を用意して、人々に寛ぎのひと時を提供した。
モスクを訪れていた若い日本人男性は、1年前にイスラム教に改宗し今はマレーシアに住んでいるが、日本で祝宴に参加でき非常に嬉しいと話した。
イード祭に集まったイスラム教徒たちは互いに「Eid Mubarak(おめでとう)」と声をかけ合って肩を抱き、思いやりと友情、家族の敬虔さに満たされた暖かい雰囲気に包まれた。