
カイロ:林芳正外相は9月5日、カイロでリヤード・マーリキー・パレスチナ外務・駐在大臣と二国間会談を行った。
日本・アラブ政治対話の後、林氏は晩餐会に参加し、中東和平イニシアチブについて話し合った。
冒頭、林氏はマーリキー外相との初対面の喜びを語った。また、山田賢司外務副大臣がパレスチナを訪問したことに触れ、日本はパレスチナと「2国家解決」に基づく中東和平実現の重要性を共有していると述べた。
また、日本は “平和と繁栄の回廊 “などの独自のイニシアティブを通じて、パレスチナとその難民を支援し続けると述べた。
これに対しマーリキー大臣は、西村康稔経済産業大臣による最近の訪問を含め、日本からパレスチナへの二国間訪問が活発化していることに触れ、エリコ農業工業団地など中東和平に向けた日本の取り組みは、優れたビジョンに基づく政策であると述べた。
また、日本からの様々な援助に深い感謝の意を表した。