
東京:中島洋一パレスチナ関係担当大使、および国連世界食糧計画パレスチナ事務所代表のサーメル・アブドルジャーベル氏は、火曜日にパレスチナに対する2億円の無償援助の書簡に署名した。
この援助は、パレスチナの食品安全保障の改善を目指し、パレスチナ自治政府の要望に応えて、食品支援を提供するものである。
パレスチナでは、高い失業率、経済と財政状況の悪化、ウクライナ危機の影響で国際的な食品価格が急騰することにより、食品の状況が悪化している。
日本は今年5月に開催されたG7広島サミットで、食品安全保障危機に影響を受ける脆弱な国々と地域に対して食品と栄養に 関連する支援を継続すると発表した。
これは、パレスチナへの支援の柱の1つである「人間の安全保障」に基づいて、「安定性」の実現と人々の生活水準の向上に 貢献するものである。