
ドバイ:日本の林芳正外相は、9月7日の日・GCC外相会合などへの出席のためにサウジアラビアを訪問中、バーレーンのアブドゥルラティーフ・ビン・ラーシド・アル・ザヤーニ外相と会談した。
両外相は、昨年の外交関係樹立50周年について確認したうえで、日・バーレーン関係は包括的パートナーシップのもとで幅広い分野で発展してきたと述べた。
ザヤーニ外相は、両国は友好的な関係を維持してきたとしたうえで、二国間関係を一層強化するために引き続き強化と協力を行っていきたいと述べた。
林外相は、昨年署名された日・バーレーン投資協定が9月6日に発効したことへの喜びを表明した。両外相は、進出企業の自由で安定した企業活動を確保し、経済・ビジネス面でも両国の関係を推進・強化していくことで一致した。
両外相は様々な話題について意見交換を行った。ザヤーニ外相は先日開始したALPS処理水の海洋放出に関して、日本が国際的な基準を遵守して実施していくことを信頼していると述べた。また、イスラエル・パレスチナを含む国際情勢に関しては、両外相は引き続き緊密に連携していくことで一致した。