ドバイ:アラブ首長国連邦(UAE)出身の宇宙飛行士、スルタン・アルネヤディ氏が18日午後、同国に帰国する。長期間の宇宙探査ミッションに参加し、船外活動を完遂した初のアラブ人宇宙飛行士であるアルネヤディ氏は、6ヶ月にわたる国際宇宙ステーションでの活動を終え、帰国の途につく。
9月4日に地球に帰還したアルネヤディ氏は、米国・フロリダ州で体力の回復に努め、また医療上の検査やミッションの評価、報告を行った。
アルネヤディ氏は、NASAの宇宙飛行士であるスティーブン・ボーエン、ウディ・ホバーグ両氏と、ロシアの国営宇宙公社「ロスコスモス」所属のアンドレイ・フェジャーエフ氏と共に3月2日、フロリダ州のケネディ宇宙センターからNASAのスペースX Crew-6に乗って離陸した。
アルネヤディ氏は、帰郷の興奮をX(旧ツイッター)に記した。「地球に帰還した今、家に帰るときがやってきました。予定は明日です。ダール・ザイードでお会いしましょう」
アルネヤディ氏の帰国の様子は午後1時30分(グリニッジ標準時)から、mbrsc.ae/live/とYoutubeで中継される。