
イラクの外務省は24日、イエメンとシリアで人道的対応率を高めることは、外交政策の目的に合致していると述べた。
「外務省は、イラクの利益を代表するバランスの取れたアプローチに尽力している。イエメン、シリア、アラブ諸国の重要な動向に対して、一貫した姿勢を表明している」と、イラク外務省のアフマド・アル・サハフ報道官はイラク通信社に語った。
「イラクは、外部からの介入なく、シリア危機をシリア人同士で解決し、イエメンの状況をイエメン人同士で解決するよう提唱している。我々のコミットメントは、イエメンとシリアにおける人道的状況の悪化を踏まえ、最高レベルの人道的対応を達成するための取り組みを強化・拡大することにある」とアル・サハフ報道官は付け加えた。
アル・サハフ報道官によると、副首相兼外相のフアード・フセイン氏が主導する国際会議に参加した際、イラクはこの立場を表明した。
「我々の主な焦点は、イエメンとシリアに関わるすべての当事者に必要な資源と支援を確保することであり、両国内の利益の一致を維持する道の支援を目的としている」これが我々の取り組みを導く基本原則だ」と述べた。
イラク当局者は、同国が人道支援を重視しつつ、イエメンとシリアの危機に対処する外交努力に積極的に取り組んでおり、地域の安定と近隣諸国の福祉にコミットしていると語っている。