
ドバイ:10月10日、イランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ師は、イラン政府は先週末に起きたハマスによるイスラエル攻撃に関与していないと述べたが、イスラエルの軍事・諜報面での「回復不能な」敗北を歓迎した。
ハマスによる攻撃後初のテレビ演説の中で、ハメネイ師は「我々はシオニスト政体への攻撃を計画した人々の手に接吻する」と述べた。
「この破壊的な地震のような事件により、(イスラエルの)いくつかの重要な建造物が破壊され、それは容易には修復できないだろう…シオニスト政権自身の行動がこの災厄を招いたのだ」とハメネイ師は述べた。
イランは長年、ガザ地区を支配し、イスラエル国家が存在する権利を認めないハマスを支援してきた。
イスラエルはガザに対して再度容赦ない空襲を行った一晩が明けた10日早く、ガザ地区との国境地帯での支配権を再確立し、血なまぐさい週末の襲撃でハマスの戦闘員が破壊して侵入した隔壁沿いに地雷を設置したと表明した。
9日、アメリカはハマスによるイスラエル攻撃にイランが加担しているとしたが、イラン政府が直接関与したという情報や証拠はないと述べた。
ロイター