
ドバイ:イランのホセイン・アミラブドラヒアン外相は18日、イスラム協力機構(OIC)加盟国はイスラエルに対して石油禁輸とその他の制裁を科し、イスラエルの全大使を追放すべきであると発言した。
OICの緊急会合がサウジアラビアのジェッダで開催され、17日深夜にガザの病院で爆発が起こり、多数のパレスチナ人が死亡したことを受けて、激化するイスラエルとパレスチナの衝突について話し合われた。
イラン外務省は声明で、「外相は、シオニスト政権との関係が構築された場合、イスラエル大使らの追放に加えて、石油制裁を含むイスラム諸国によるイスラエルへの即時かつ完全な禁輸措置を求めている」と述べた。
アミラブドラヒアン外相はまた、イスラエルがガザで犯したとみられる戦争犯罪を記録するために、イスラム弁護士チームの結成を呼びかけた。
イランはイスラエルと国交がない。
17日にガザの病院で爆発が起こる前、ガザの保健当局は、ハマスが10月7日にイスラエル南部地域を攻撃し、1,300人が死亡、約200人が人質としてガザに連行された後に始まったイスラエルの11日間に及ぶ空爆で、少なくとも3,000人が死亡したと発表した。
ロイター