ワド・メダニ、スーダン:スーダンの首都にある、ナイル川に架かる戦略的に重要な橋が崩壊した。国軍と敵対準軍事組織が11日に別々の声明で明らかにした。両陣営はこの橋の破壊をめぐって非難を交わしている。スーダンの壊滅的な戦争はもうすぐ7ヶ月目に入る。
白ナイル川に架かり、ハルツームの姉妹都市であるハルツーム・ノースとオムドゥルマンを結ぶ「シャンバット橋に明確な破壊の痕跡」があると、目撃者は伝えた。
オンラインに投稿された画像を見ると、橋の真ん中あたりの一部が消失している。まだ残っている部分には、損傷しているように見える自動車がある。AFPは現時点ではこの画像の真偽を検証できていない。
スーダンの事実上の支配者であるアブドゥルファッターフ・アル・ブルハン将軍が率いる国軍は声明の中で、「本日早朝、反乱民兵がシャンバット橋を破壊した(…)彼らの記録に新たな犯罪が加わった」と述べた。
ブルハン将軍の元副官であるモハメド・ハムダン・ダガロ将軍が率いる準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、その容疑を否定した。
RSFは声明の中で、「今朝、ブルハンのテロリスト民兵が(…)シャンバット橋を破壊した。我らが勇敢な軍隊を打ち負かすことができると思ったようだ」と非難した。
シャンバット橋は8月に、ブルハン将軍に忠実な軍隊が行った空爆と砲撃の被害を受けていた。
ある地元住民と軍事専門家がAFPに語ったところによると、RSFはこの橋を補給ルートとして使用していた。
AFP