
アンカラ:トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は水曜日、訪問中のパレスチナのマフムード・アッバース大統領に対し、トルコはパレスチナの大義を支持し続け、イスラエルに対する圧力を高めるよう国際社会に働きかけていくと語った。
両首脳は、最近の情勢と、ガザにおける永続的な停戦と和平のためにとるべき措置について話し合った、とエルドアン大統領はXの投稿で述べた。
エルドアン氏はイスラエルのガザでの戦争を非難し、一部の西側諸国が沈黙を守りイスラエルを支援し続けていると非難した。
エルドアン大統領はまた、アッバース氏に対し、特にイスラム圏のすべての国々は、ガザでの即時停戦とパレスチナ人への人道援助の途絶えない提供を確保するための努力を強化すべきだと述べた。
アッバース氏は木曜日にトルコの臨時議会で演説することになっている。
イスラエルによるガザ攻撃は、パレスチナのイスラム過激派組織ハマスが10月7日にイスラエルを攻撃した後に始まった。
トルコは戦争を糾弾し、イスラエルとのすべての貿易を停止した。また、イスラエルをジェノサイド(大量虐殺)と非難する南アフリカ共和国の国際司法裁判所への参加要請を提出した。
トルコのアッバース氏への招待は、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が7月25日に米議会で演説し、アンカラがこれを非難した後に行われた。
「ネタニヤフ首相がアメリカ議会で演説する権利があるように、アッバース氏にも我々の議会で演説する権利があることを我々は示す」と、エルドアン首相はアッバース氏と会う前に、水曜日に与党AK党の党員たちに語った。
ハマスの強固な支持者であるエルドアン氏は、トルコはテヘランで暗殺されたハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏も招待する予定だと語った。
ロイター