ロンドン:イスラエル国防軍は、部隊が11月15日に地上作戦を開始した後、ガザ市のシファ病院で武器が発見されたと主張した。
The Times of Israel紙は、イスラエル国防軍の報道官がフランス通信社に語ったところによると、ハマスとイスラム聖戦が地下に軍事インフラを隠し、医師や患者を人間の盾とし、基地として使用しているとイスラエルが主張する同施設を隈なく捜索した結果、武器などが発見されたと伝えた。
イスラエル国防軍はまた、ガザ最大の医療施設内で発見された武器の映像と静止画を公開した。
映像には、イスラエル国防軍がMRI装置内で発見したと主張するアサルトライフル、手榴弾、ハマスの軍服などが映っていた。
「病院内で武器、情報資料、軍事テクノロジーや装備を発見した」と同軍のダニエル・ハガリ報道官は記者団に述べ、「また、ハマスの作戦本部と通信機器を発見した」と付け加えた。
「これらの発見は、病院が国際法に完全に違反したテロリズムのために使用されたことを明確に証明するものだ」
同じくイスラエル国防軍の報道官であるジョナサン・コンリクス中佐は映像の中で、今回の発見は「氷山の一角に過ぎない」と述べ、「武器など病院内には絶対にあるべきはずのないものだ」と付け加えた。
今のところ、イスラエル国防軍はトンネルや基地、その他の武器庫などの証拠を公表していないが、アメリカ政府は14日、シファ病院がハマスやその他の組織によって 「軍事作戦を隠し、支援し、人質を拘束するために使用されている 」というイスラエルの主張を支持した。