ドバイ:スーパノーバ音楽祭襲撃事件についての第一段階の警察の調査報告書によると、ハマスの戦闘員らはおそらく事前にこのイベントのことを知らず、その場で同会場を襲撃することを決めたのだろうとする見方が示されていることがわかった。
イスラエルのテレビ局、チャンネル12が今週入手した警察の調査報告書によると、ハマス側は当初、ガザ地区近くのキブツ・レムとガザ地区との境界近くの他の村々を襲撃するつもりだったとのことである。
捕虜となったハマスのメンバーへの尋問を含めた警察の調査では、当初ハマスにはこの音楽祭を標的とする計画はなく、ドローンや戦闘員がイスラエル側にパラシュートで降下する際に上空から同音楽祭の全容を発見したことが明らかになった。
さらに警察は、殺害されたハマスのメンバーの遺体から攻撃の標的とする場所の地図を発見したが、そこには音楽祭の会場は含まれていなかった。
イスラエルの新聞社ハアレツも18日、警察の捜査では、イスラエル軍がヘリコプターからハマスの戦闘員に向けて発砲した際に、音楽祭に居合わせたイスラエル人が負傷したと報道している。