カイロ:エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣は、ガザ地区における危機対応に関して国連のアントニオ・グテーレス事務総長を称賛した。
パレスチナ人の強制移動を批難したシュクリー氏は、エジプト政府がイスラエル・ハマス戦争の永久停戦実現に向けた共同での取り組みを熱望していることをグテーレス氏に対して伝えた。
グテーレス氏がシュクリー氏に連絡を取る形で行われた電話会談で、両者はガザ地区において悪化している人道および安全状況と、停戦回復に向けた外交的動きについて議論した。
エジプト外務省のアーメッド・アブ・ザイド報道官は、シュクリー外相が国連において世界各国およびアラブ、ムスリムグループとの調整役を務め、紛争終結の手段を見出すために動いていることを強調し、安全保障理事会および総会での決議の重要性を指摘したと述べた。
グテーレス氏は今回の危機への対応と、パレスチナの人々への重要な支援提供の取り組みに関してエジプト政府に感謝を示した。