
サヌア:米軍が13日、紅海南部でマーシャル諸島船籍のタンカーからの呼びかけに応じ、フーシ派の支配地域から発進した航空機を撃墜したと米中央軍(CENTCOM)が14日早朝に発表した。
CENTCOMはX(旧ツイッター)への投稿で、商業船アードモア・エンカウンター号が複数の小型ボートに乗ったフーシ派による攻撃を受けた後、同派の支配地域から発進した無人航空機を米海軍の駆逐艦メイソンが撃墜したと伝えた。
At approximately 0830 (Sanaa time) on December 13, in the southern Red Sea, the Arleigh-Burke class guided-missile destroyer USS Mason (DDG 87) was responding to a mayday call from the Marshall Islands-flagged tanker Motor Vessel Ardmore Encounter, which was under attack from… pic.twitter.com/JRlTNGNrgt
— U.S. Central Command (@CENTCOM) December 14, 2023
イエメンのフーシ派の支配地域から2発のミサイルが発射されたが、アードモア・エンカウンター号には当たらず、船はその後問題なく航行できたとCENTCOMは付け加えた。
CENTCOMによると、船への損傷や負傷した乗組員の報告は受けていない。
イエメン北部を拠点とするフーシ派は、イスラエルが所有しているとする船舶や同国に向かっているとする船舶を標的とした事件を立て続けに起こしているが、今回の事件はその直近のものである。
サヌアを拠点とする同派は、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する船舶を妨害している。