
リヤド:3日、サルマン国王人道援助救援センター(KSrelief)は、ソマリアの市民社会団体と、干ばつの影響を受けた地域社会に飲み水を供給するための500万ドルの協定を結んだ。サウジ通信社が報じた。
Ksreliefの健康・環境援助部門ディレクターのアブドゥラー・サレハ・アルモアレム博士によると、協定には、太陽光発電を利用した24本の自噴井の掘削に加え、井戸20本の修復が盛り込まれた。
また、衛生を守るための教育プログラムと、井戸の運営と維持に関する水資源管理委員会を対象とした研修が行われる予定だという。
用意される井戸は持続可能かつ再生可能な衛生的な飲料水源を供給し、100万人を超えるソマリア人がその恩恵を受けることになる。
KSreliefによると、サウジアラビアはソマリア各地の人道支援活動にこれまでに4億ドル以上を投資している。
アルモアレム博士は、KSReliefが最近、コミュニティ支援、健康、水、緊急救援、食料供給、栄養失調予防、エンパワーメントなど、さまざまな分野で1億9,000万ドル規模のプロジェクトを立ち上げたことを説明した。
500万ドルの飲料水のイニシアチブは、援助を必要としている人々を支援するためにサウジアラビアがKSreliefを通じて始めた多くの取り組みの一環である。