
エルサレム:ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、イスラエルはガザ地区の「非武装化」を確実にするため、エジプトとの国境ルートを完全に掌握しなければならないと述べた。
ネタニヤフ首相は記者会見で次のように述べた。「フィラデルフィルート、より正確に言えば、(ガザの)南側の閉鎖地点は、われわれの手にあるべきだ。閉鎖しなければならない。他のいかなる取り決めも、われわれが求める非武装化を保証するものではない」
詳細は語らなかった。もし実現すれば、イスラエルは2005年のガザ撤退を事実上撤回することになり、長年ハマスに支配されていたガザをイスラエルの排他的支配下に置くことになる。
ネタニヤフ首相の緩衝地帯に関する発言は、イスラエル軍が攻勢を強め、首相が “あと何カ月も “続くと繰り返した中でなされた。
「ネタニヤフ首相と彼の支配の継続は、我々の国と社会にとって最も重大な存亡の危機である」ガル・ツール、抗議者の一人
イスラエル国民は、いまだに戦争の目標の後ろ盾としてほぼ団結しているが、忍耐を失いつつある兆しを見せている。
土曜日の夜、何千人もの人々が、戦争が始まって以来最大規模のネタニヤフ首相に対するデモに参加した。ネタニヤフ首相が戦前に打ち出した司法改革案をめぐって、国内はいまだ激しく分裂している。
「ネタニヤフ首相と彼の支配の継続は、私たちの国と社会にとって最も重大な存亡の危機です」とデモ参加者のガル・ツール氏は語った。
土曜日の別の抗議デモでは、ハマスが拘束している推定129人の人質の解放を求めた。
人質の家族やその支持者たちは、政府が他の戦争目的よりも人質の解放を優先することを要求し、毎週末大規模な抗議行動を起こしている。
イスラエルとハマスの仲介役の一員であるエジプトは、一時停戦を伴う人質と囚人の交換から始まる多段階計画を提案している。
11月に行われた同様の取引では、ハマスが100人以上の人質を解放し、イスラエルは240人のパレスチナ人囚人を解放した。
しかし、両者の新たな合意はまだ遠いようだ。
ハマスもイスラム聖戦も、イスラエルが攻撃を終了してガザから撤退するまでは、これ以上人質は解放されないとしている。
ロイター – AP