
ワシントンDC:米国は、ハマスへの資金提供者5人についての情報もしくは何であれパレスチナ人武装集団の資金提供手段を断つことにつながるものに対し、最高1千万ドルを出すと米国務省が金曜日に発表した。
この報酬の申し出は、1200人が殺害されたとイスラエルが発表している10月7日のハマスによるイスラエルへの襲撃、殺戮以来の米国のハマスに関する4回の制裁に続くものだ。
ガザ地区の保健当局者によると、その後のイスラエルのガザ地区での軍事報復では、2万2千6百人が殺害され、ガザ地区の大部分を廃墟にした。
対象となる5人は、Abdelbasit Hamza Elhassan Khair、Amer Kamal Sharif Alshawa、Ahmed Sadu Jahleb、Walid Mohammed Mustafa Jadallah、 Muhammad Ahmad ‘Abd Al-Dayim Nasrallah で、全員が過去米国による国際テロリストに指定されていると米国務省は声明で述べた。
Hamzaとして知られている一人目の資金提供者は、スーダンに拠点を持ち、ハマスの投資ポートフォリオにある多くの企業を管理していて、ハマスへの約2千万ドルの送金に関わっていると米国務省は説明した。
米国務省によると、Hamzaはスーダンのオマル・バシール大統領とイスラム主義者集団とつながっていて、スーダンの安定を蝕んでいる。
ロイター