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仏代表団がラファ国境検問所を訪問、ガザ停戦を呼びかけ

エジプトのラファ国境検問所でガザ停戦を呼びかけるフランス国会議員団。(X/@Portes_Thomas)
エジプトのラファ国境検問所でガザ停戦を呼びかけるフランス国会議員団。(X/@Portes_Thomas)
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05 Feb 2024 03:02:17 GMT9
05 Feb 2024 03:02:17 GMT9
  • 代表団は交渉案にはイスラエル軍のガザ撤退を早急に盛り込むべきであると主張した

アラブニュース

ロンドン:ヨルダン通信社が2月4日に報じたところによると、3日にラファ国境検問所を訪れたフランス議会代表団は、ガザでの即時かつ恒久的な停戦を求めた。

代表団は、陸路の検問所とエジプト国境で滞留している人道支援物資を視察した。フランスのエリック・コクレル議員は、行政拘禁を受けている人々から開始して、イスラエルの人質とパレスチナの囚人の両方を解放する必要性を強調した。

代表団はまた、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)とその不可欠な人道的活動への支持を表明した。

議員団は、交渉にはイスラエルがガザから軍を撤退させ、パレスチナ占領地で行っている封鎖をやめ、ヨルダン川西岸地区での違法入植地の建設を中止し、東エルサレムでの財産没収をやめることが早急に盛り込まれるべきだと強調した。

代表団は、これらの協議においては国際法を遵守し、数々の国連決議で確認されているパレスチナ人の権利を尊重すべきであると主張した。このような措置は、パレスチナとイスラエル双方のコミュニティが平和を回復するために、また、この地域により幅広い安定をもたらすために不可欠であると彼らは信じている。

すべての市民との連帯を表明したフランス代表団のラファ訪問は、難民や負傷者を援助する人道支援団体と交流する機会ともなり、すべての民族の友人として平和と国際法の遵守を提唱する同国の立場を強めるものとなった。

代表団は、イスラエルがガザで2万7,000人以上、占領下に置くヨルダン川西岸地区で400人近くのパレスチナ人(その多くは女性と子ども)を殺害したことを非難した。今回のフランス国会議員団の訪問は、外国の国会議員団によるラファ国境検問所への初めての訪問として注目されており、他国もこれに倣う可能性がある。

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