リヤド:イエメンの反政府勢力フーシ派が、バブ・エル・マンデブ海峡を航行中の船舶に2発のミサイルを発射したと、米軍が13日の早朝に発表した。
米中央軍によると、ブラジルからトウモロコシを運んで紅海を航行していたギリシャ企業所有のマーシャル諸島船籍の貨物船「MVスター・アイリス」は軽微な損傷を受けたが、乗組員にけがはなかった。
ハマスが10月7日の攻撃で何百人ものイスラエル人を殺害した後、イスラエルが報復としてハマス撲滅作戦を遂行し、ガザを攻撃し続ける中、フーシ派は、ガザのパレスチナ人を支援するため、11月中旬以降、重要な水路である紅海で複数の船舶を攻撃している。イスラエルは、4カ月にわたる紛争で、数千人を殺害している。
イランの支援を受けるフーシ派は、2014年に国際的に承認された政府を追放した後、イエメンの広大な地域を支配している。