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駐日クウェート大使館でナショナルデー・解放記念祝賀レセプション

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22 Feb 2024 05:02:18 GMT9
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アラブニュース・ジャパン

東京:駐日クウェート大使館で水曜日、クウェート国第63回ナショナルデー・解放記念33周年の祝賀レセプションが開催された。

サーミー・アルザマーナーン大使主催のレセプションには、辻清人外務副大臣をはじめ、国会議員や政府関係者、企業経営陣、外交官らが出席。

アルザマーナーン氏は歓迎の挨拶で、クウェート国の独立は「日本との友好的な外交関係の歴史的な幕開け」であり、両国は多方面での強い友情と模範的なパートナーシップで結ばれていると述べた。

大使は今日世界が直面している多くの問題に言及。「今この時にも、世界中で流血の危機が起きている。日本でも、能登半島を襲った壊滅的な地震による人道的な災害が発生し、多くの無辜の住民が命を落とされ、怪我をされ、広い地域で壊滅的な被害を受けている。日本国民と亡くなられた方々のご家族に衷心よりお悔やみを申し上げる」

大使は被災地で多くの避難所や災害現場を訪ねた際に出会った家族、子供たち、行政関係者に対して、どのような時でも、クウェート国民は日本国民と共にあることを伝えたという。

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またパレスチナについて、「危機的な人道被害が起きており、ガザ地区では2023年10月7日以来、軍事侵攻が続いている。クウェートは、パレスチナがすべての権利を獲得し、独立国家を建国することを支援している」と語り、クウェートはパレスチナと共にあることを強調。

「ガザでの戦闘行為を止めるための国際的な努力強化の必要性、ガザ地区への人道支援物資の輸送の保証、地域全体の安全と安定を脅かす惨劇を停止するための最良の手段を見つけること」を訴えたいと付け加えた。

日本側からは辻氏がスピーチし、「1961年の外交関係樹立以来、両国はエネルギー分野のみならず経済・文化その他の分野においても重要なパートナー」であり続けてきたと指摘。

両国は、歴史的困難に直面する度に友人として助け合ってきており、1990年のイラクによるクウェート侵攻では、日本から130億ドル相当の財政支援を行われ、湾岸地域へ海上自衛隊の掃海部隊の派遣を派遣されたことに触れた。

また2011年の東日本大震災では、「クウェートから約400億円相当の原油という世界最大規模の支援が被災地に対して供与された。日本はクウェートからの寛大な支援を決して忘れない」とクウェートの支援を称賛した。

辻氏は、国際場裡における両国の立場には共通点が多いと指摘し、国連、特に安保理改革でのクウェートの指導力について、日本は高く評価していると語った。

加えて、両国は国連と多国間主義への信頼を回復するための素晴らしいパートナーであると指摘。両国は紛争解決や人道支援にも取り組んでおり、日本は今後も「両国が共有する価値観」に基づき、二国間または国際場裡で尽力していくと述べた。

辻氏は、「ミシュアル・アル・アフマド・アル・サバーハ首長の御即位にお祝い申し上げるとともに、同首長の指導力の下で日・クウェート関係が一層発展することを祈念する」と述べた。

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