
ドバイ:アブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領は金曜日、エジプトはガザでの停戦、援助物資の受け入れ拡大、ガザ南部の避難民が北部へ移動できるようにするための合意を目指していると述べた。
エルシーシ大統領はまた、推定150万人が避難所を求めている、エジプトとの国境に隣接するラファへのイスラエル軍の侵攻の危険性を警告した。
援助関係者は、沿岸部の飛び地に飢饉が迫っていると警告している。
「ガザでの停戦、つまり休戦に到達し、最大量の援助を提供することについて話し合っている」と、エルシーシ氏は陸軍士官学校を訪問した際に録音されたメッセージの中で述べた。
これには、「飢饉が人々に与える影響を抑制し、中央部と南部の人々が北部に移動できるようにすることも含まれる。援助が入らなければ飢饉になると警告する」とも言及した。
国境付近に密集するパレスチナ人の移住を恐れるエジプトは、カタールやアメリカとともに、イスラエルとハマスの間で停戦とパレスチナ人囚人と引き換えにイスラエルの人質を解放する合意に達するための仲介を試みてきた。
木曜日、エジプトの外務大臣はイスラエルに対し、より多くの援助を受け入れるためにガザとの陸路横断を開放するよう要請した。
ロイター