
エルサレム:イスラエル軍は日曜日、ガザ地区で人質となっていたとみられる兵士が、10月7日のハマスの攻撃で死亡したと発表した。
ダニエル・ペレス大尉(22)は、ガザで続く戦争の引き金となったイスラエル南部への前代未聞の攻撃で死亡し、「彼の遺体はテロ組織の手にある」と声明は発表した。
ガザ地区で拘束されている約130人の人質のうち、兵士8人を含む33人目の死亡が確認された。
AFP通信がイスラエルの公式発表から集計したところによると、この攻撃でハマス過激派は約250人の人質を拘束し、そのほとんどが民間人で、約1160人が死亡した。
ペレス氏の遺族に連絡が行き、死後中尉に昇格したと、日曜日の軍声明は述べている。
彼の死亡確認は、ガザに拘束されていると思われるもう一人の兵士、19歳のイタイ・ヘン軍曹も10月7日に死亡したと軍が発表した5日後に行われた。
土曜日の夜、人質の帰還を求める集会で、ペレス氏の父親であるダニエル・ペレスさんは、”揺りかごやベッドから奪われたすべての人質と、同胞を守った人質は、無条件で帰還しなければならない “と述べた。
ハマス排除のためのイスラエルの報復軍事作戦によって、ガザでは少なくとも31,645人が死亡している。
イスラエルはカタールに代表団を派遣し、パレスチナ人囚人と自国民の人質の交換も視野に入れた、ガザ停戦の可能性に関する新たな協議に参加する見通しだ。
AFP