
パレスチナ自治区、ガザ地区: ガザ停戦交渉において、ハマスとイスラエルの間には深い相違が存在すると、パレスチナ過激派組織の関係者が土曜日にAFPに語った。
停戦と人質・囚人交換の可能性をめぐる困難な協議は、今週ドーハで再開され、イスラエルの諜報機関長官がエジプト、カタール、アメリカの調停者に加わった。
「ハマスと占領軍(イスラエル)との交渉では、立場に深い溝がある。敵は一時的な停戦を望んでいる。イスラエルは包括的な停戦に合意することを拒否し、ガザからの軍の完全撤退を拒否している」とハマス高官は言い、同高官はさらに、イスラエルは救援、避難所、援助に関する事項を自国の管理下に置きたい意向を示しており、「国連は、特にガザ地区北部での活動に復帰しないよう」要求していると付け加えた。
イスラエルと国連の関係は、ガザにおける市民の犠牲と人道的危機に対する国際的な怒りの高まりとともに、長く緊張関係にあった。
ハマスによる10月7日のイスラエル攻撃で奪われた人質の返還は、協議の中心的な問題であった。パレスチナの武装勢力は、この攻撃で約250人のイスラエル人と外国人の人質を拘束したが、11月の1週間の停戦中に数十人が解放された。
イスラエルは、兵士8人と民間人25人の計33人が死亡したと推定されているのを含め、約130人がガザに残っていると考えている。
AFP