
エルサレム:イスラエルの調査によると、今週ガザの空爆で、7人の援助活動家が殺害された事件に関し、軍による重大な誤りと作戦の手続き違反が見つかったと明らかにした。その結果、2人の軍幹部が解任され、上級司令官らが正式に譴責された。
調査の結果、食料支援団体「WCK」の車両3台が、ドローンにより空爆された際、イスラエル軍はハマスの武装勢力を攻撃している、と誤認していたことが明らかになった。
同軍は、5日の声明で「援助車両への攻撃は、誤った識別、誤った意思決定、作戦の手続き違反に起因する重大な過ちであった」とした。
同軍は、大佐の階級を持つ参謀長と、少佐の階級を持つ将校を解任し、南方軍司令部のトップである司令官を含む軍幹部らに正式な譴責処分を下した、と発表した。
英国人、オーストラリア人、ポーランド人、米国とカナダの二重国籍者、パレスチナ人の運転手を含む7人の援助隊員の殺害は、今週、世界的な怒りを引き起こした。
ロイター