




ガザ市:ガザ市民が水曜、雨の中ラマダンの終了を全力で祝う最中、ガザ地区保健省は、戦争が激化し、自宅への攻撃で子供を含む14人が死亡したと発表した。
イスラエル軍は、イード・アル・フィトル休日の初日に数か所の標的を攻撃し、戦闘機がミサイル発射場を空爆し、部隊が近接戦で「過激派の下部組織」の戦闘員を殺害したと発表した。
AFPのカメラマンは、ガザ中心部のヌセイラット難民キャンプで、爆撃の余波を目撃した。近くのデイル・アル・バラにあるアル・アクサ殉教者病院では、家族が亡くなった子どもたちの遺体を抱きしめていた。イスラエルからのコメントは得られなかった。
イスラエルは、断食月が終わり、伝統的に家族団らんで祝われる祝日の前夜に、戦争が始まって以来の記録となる468台の援助トラックがガザに到着した、と発表した。
しかし、国連は包囲されたガザが飢饉に瀕している、と警告しており、240万人のガザ住民にとって、ごちそうを食べる機会はほとんどなかった。
信者たちは夜明けに、破壊され跡形もなくなったアル=ファルーク・モスクに集まり、礼拝者のカイリ・アブ・シンガーさんは、イスラエルの執拗な砲撃が「パレスチナ人からモスクでの礼拝を奪った」と訴えた。
4児の父であるアーメド・キシュタさん(33歳)は、喜ばしいはずのこの時期に祝うべきことはほとんどないと語った。
「国連から受け取った援助物資でお菓子やビスケットを用意し、子どもたちに配っています。喜ぼうとしていますが、難しいです」と彼は続けた。
イード礼拝のためにイブン・タイミーヤ・モスクに行く前に、戦争で亡くなった家族の墓参りに行ったという。
「このようなイードはかつてなかったです。悲しみ、恐怖、破壊、そして苛烈な戦争」と彼は語った。
家族とともにガザ市の自宅を逃れ、現在はラファのテントで暮らしているアビル・サキクさん(40)は、いつもなら作るはずの「ケーキやお菓子の材料」がないという。
その代わりに、デーツを砕いてケーキを作った。「流血と死と砲撃があるにもかかわらず、私たちは喜びたいのです」と語り、宗教的な祝日であるにもかかわらず、イスラエル軍はキャンプで「大虐殺を行い、女性や子どもを殺しました。私たちは疲れ果てています。戦争と破壊はもうたくさんです」とし、ガザ市民は停戦を切望していると彼女は続けた。
「子どもたちに喜んでもらおうとしています。このようなことになる前は、イードには子供たちのおもちゃ、イードのケーキ、食べ物、どの家にもチョコレートがあり、素晴らしい雰囲気がありました。でも、イスラエルはガザのすべてを破壊したのです」とサキクさんは続けた。
ラファに住むモアズ・アブ・ムーサさんは、「苦痛に耐え、虐殺ガあったにもかかわらず、私たちはこの困難な状況でも幸福を示すでしょう」と語った。
「戦争のことなど気にしていません。他のイスラム教徒と同じようにイードを過ごし、避難民や殉教者・捕虜の家族らに幸福を示すでしょう」と彼は続けた。
一方、エルサレムでは、イスラム教で3番目に神聖な場所であるアル・アクサモスクの朝の礼拝に、何万人もの礼拝者が押し寄せた。
イスラエルに併合された東エルサレム出身の看護師ラワン・アブドさん(32)は、「悲しすぎるイードです」と語り「モスクでは、礼拝者が悲しみにくれていました」と続けた。
占領下のヨルダン川西岸地区では、さらに物々しい雰囲気が漂っていた。紛争の火種となった北部の都市ジェニンでは、多くのパレスチナ人が墓地を訪れ、ガザ紛争が始まって以来犠牲となった人々の冥福を祈った。
紛争は、10月7日のハマスによる前代未聞の国境を越えた攻撃で勃発した。
イスラエルの報復攻撃により、ガザでは少なくとも33,360人が死亡している。
AFP