• 「われわれに危害を加える者は、誰であっても報復する」
• イスラエルは、在外イラン大使館空爆に対する、イランの報復を警戒

エルサレム：ベンヤミン・ネタニヤフ首相は、在外イラン大使館空爆に対する報復として、イランがイスラエルへの攻撃を準備しているとの懸念があるなか、イスラエルはガザでの戦争を継続しているが、他の地域でのシナリオも準備していると発言した。

「我々に危害を加える者は、誰であっても報復する。あらゆる安全保障上のニーズに、防衛的にも攻撃的にも応える用意がある」と南部のテルノフ空軍基地を訪れた、ネタニヤフ首相は発言した。

イスラエルは、4月1日に上級司令官と他6人が死亡した、ダマスカスの在外イラン大使館の空爆に対するイランの報復に備えている。イスラエルは自国の責任に言及していないが、イランの最高指導者ハメネイ師は水曜、イスラエルはこの攻撃に対して「罰せられなければならないし、罰せられるだろう」と警告した。

パレスチナ武装グループのインフラ破壊が目的だとして、イスラエル兵と戦闘機が、ガザ中心部での夜間作戦遂行中の発言であった。

イスラエル軍の大半はガザから撤退し、100万人以上のパレスチナ人が避難しているガザ南部の都市、ラファへの侵攻に備えているが、戦闘はガザのさまざまな地域で続いている。

「イスラエル軍が新たな戦争を仕掛けているかのようでした」と、ヌセイラット難民キャンプの南に位置するデイル・アル・バラに住むラウフ・アベドさん（20）は、チャットアプリを通じて語った。「爆発は止まず、音はさまざまな方向から聞こえてきました。停戦を望むたびに、イスラエルは侵略をエスカレートさせ、まるで我々一般市民を攻撃することで、ハマスを挑発しているかのようです」と彼は語った。

ロイター