
エルサレム:ベンヤミン・ネタニヤフ首相は 、この事件を「凶悪な殺人」とし、行方不明になっていたイスラエル人の少年は、13日にヨルダン川西岸地区で遺体で発見された。
ベンヤミン・アキミール君(14歳)が、12日行方不明になり、大規模な捜索とパレスチナ人村落への攻撃が始まった。「少年に対する凶悪な殺人は、重大な犯罪だ」とネタニヤフ首相は声明で述べた。
アキミール君は12日未明、ラマッラー近郊のマラキ・ハシャロム前哨基地で行方不明になった
。イスラエル軍と治安部隊によれば、彼の遺体は近くで発見された。
何十万人ものイスラエル人が、国際法上違法とされるヨルダン川西岸地区の入植地に住んでいる。
イスラエルとハマスのガザでの戦争により、すでに緊張が高まっている中での事件である。
失踪後、イスラエルの治安部隊と数百人のボランティアが捜索隊を結成した。AFP記者によると、12日の午後、捜索隊の一員であるユダヤ人入植者たちは、マラキ・ハシャロム近郊のアル・ムガイル村を急襲した。パレスチナ保健省が12日に発表したところによると、少なくとも1人が死亡、25人が負傷した。
一夜明け、パレスチナ通信は、ラマッラー近郊のアブ・ファラ村でも入植者が襲撃され、パレスチナ人5人が負傷したと伝えた。
AFP