
パレスチナ自治区タルカルム: イスラエル軍は土曜日、占領地ヨルダン川西岸北部の難民キャンプ、ヌール・シャムス周辺での急襲で、治安部隊が10人の武装勢力を殺害したと発表した。
「治安部隊は、40時間以上にわたる遭遇戦で10人のテロリストを排除した」と軍は声明で述べた。
軍隊は、この襲撃で8人の兵士と1人の警察官が負傷したと発表した。
トゥルカレム(Tulkarem)近郊のAFP記者は土曜日、ヌルシャム(Nur Shams)から銃声と爆音を聞いた。
AFPの取材に応じた住民によると、キャンプでは停電が続き、食料が不足しているという。
イスラエルが1967年から占領しているヨルダン川西岸地区では、昨年初めから暴力が再燃している。10月7日にガザで戦争が始まって以来、暴力はさらにエスカレートしている。
イスラエル軍は、ヨルダン川西岸での頻繁な空襲はパレスチナの武装勢力を標的にしているというが、死者の中には民間人も含まれていることが多い。
パレスチナ政府筋によると、ハマスによるイスラエルへの攻撃がガザ紛争の引き金となって以来、ヨルダン川西岸では約480人のパレスチナ人がイスラエル軍や入植者によって殺害されている。
AFP