
ドーハ(カタール):イスラエルによるラファでの軍事作戦は、ハマスとの停戦交渉を「後退」させたと、仲介役のカタールが火曜日述べた。
「特にここ数週間は、いくつかの機運が高まっていたが、残念ながら正しい方向には進まず、今はほとんど膠着状態にある」と、ムハンマド・ビン・アブドゥルラフマン・アル=タニ首相はカタール経済フォーラムで語った。
「もちろん、ラファで起こったことは、我々を後退させた」。
2012年以来、ドーハにハマスの政治事務所を受け入れているカタールは、エジプトやアメリカとともに、イスラエルとパレスチナ過激派組織との水面下での調停に何カ月も携わってきた。
イスラエルは月曜日、避難民で混雑するガザ南部の都市への本格的な攻撃に対するアメリカの警告にもかかわらず、ラファでハマスと戦い続けた。
「イスラエル側からは、どうすれば戦争を止めることができるのか、明確になっていない。停戦の可能性について話しているときでさえ、彼らはこれを選択肢として考えているとは思えない」とシェイク・モハメッド氏は語った。
イスラエルの政治家たちは、「そこにとどまり、戦争を続けるという声明を出している。そして、この後ガザがどのようになるのか、明確になっていない」と付け加えた。