
パレスチナ自治区、ガザ地区: ガザの病院は日曜日、パレスチナ自治区中央部の難民キャンプにある家を標的としたイスラエル軍の空爆により、少なくとも20人が死亡したと発表した。
「ガザ中心部のヌセイラット難民キャンプにあるハッサン一家の家を狙ったイスラエル軍の空爆により、20人が死亡、数人が負傷した」とアル・アクサ殉教者病院は声明で述べた。
目撃者によると、空爆は現地時間午前3時ごろに発生した。イスラエル軍は、この報告を確認していると述べた。
パレスチナの通信社Wafaは、負傷者の中には数人の子供が含まれており、救助隊が瓦礫の下に閉じ込められた行方不明者を捜索していると伝えた。
ヌセイラット・キャンプ中心部では、5月初旬に軍が南部の都市ラファを中心とした「標的」作戦を開始して以来、激しい戦闘とイスラエル軍の激しい砲撃が報告されている。
ガザ北部のジャバリアキャンプでも、パレスチナ武装勢力とイスラエル軍が数日前から衝突している。
目撃者によると、ガザ全域で夜間に空爆の標的となった家屋は他にもいくつかあり、ラファの一部でも夜間に空爆と砲撃があったという。
イスラエル軍は前日、ガザでさらに2人の兵士が死亡したと発表した。
同軍は、10月27日の地上攻撃開始以来、ガザ軍事作戦でこれまでに282人の兵士が死亡したと発表した。
AFP