
サヌア:フーシ派治安部隊が国連を含む国際機関のイエメン人職員少なくとも15人を拘束したと、イエメンの国際承認政府の3人の当局者が金曜日にロイターに語った。
木曜日の一連の襲撃で、武装したフーシ派の情報将校が国連職員9人、米国が資金提供する民主化推進団体National Democratic Institute(NDI)の職員3人、地元の人権団体の職員3人を拘束したという。
首都サヌアと同国北部の大部分を支配するフーシ派の諜報員は、これらの人々の自宅や事務所を急襲し、電話やコンピューターを押収した。
拘束された国連職員は、人権事務所と人道問題事務所で働いており、イエメン南部の大部分を支配する国際的に認められた政府の職員だという。
国連事務所もNDIも、ロイターの確認やコメントの要請には即座に応じなかった。フーシ派の報道官からのコメントもない。
イランと同盟を結び、紅海の海運を攻撃して米英の空爆を引き寄せているフーシ派は、過去3年間、サヌアにある米国大使館のイエメン人職員約20人を拘束してきた。同大使館は2014年に業務を停止している。
ロイター