
国連: 国連は火曜日、イスラエルが日中軍事活動を一時停止したにもかかわらず、イスラエルが支配するケレム・シャローム検問所からガザ地区への援助物資の配給ができないでいると述べた。
イスラエル軍は日曜日に、イスラエルからケレム・シャローム検問所を経由してサラ・アルディン街道とガザ北部につながる道路沿いで、追って通知があるまで、毎日0500GMTから1600GMTまで攻撃を一時停止すると発表した。
ファルハン・ハク国連報道官は火曜日、国連はこの動きを歓迎すると述べた。同報道官は、ケレム・シャロームとサラ・アルディン道路の間は非常に危険だと述べた。
「援助を受け取れない理由は戦闘だけではない。この地域には警察も法の支配もないため、物資を運ぶのは非常に危険なのです」
「しかし、援助がガザの人々に確実に届くよう、私たちはすべての当事者と協力する用意がある」
「援助が届くと、人々は飢えているため、これが最後の食料になるかもしれないと不安になります。私たちが現地に到着したときにパニックに陥らないよう、物資の定期的な流れが保証されなければなりません」
国連と援助団体は、国連が飢饉が迫っていると警告していたガザ全域に援助を運び、分配することの危険性と障害について、長い間不満を表明してきた。
イスラエルとハマスの戦争が始まってから8カ月以上、230万人のパレスチナ人への援助は、主にエジプトからのラファ検問所とイスラエルからのケレム・シャローム検問所という2つの検問所を通ってガザ南部に入ってきた。
しかし、イスラエルが先月、ハマス戦闘員の残存部隊を排除する目的でラファでの軍事作戦を強化したため、援助物資は途絶えた。エジプトは人道支援活動への脅威を理由にラファ検問所を閉鎖し、ケレム・シャローム経由で援助物資や燃料の滞留を解消した。
ハク氏は火曜日、ラファ検問所は閉鎖されたままであり、ケレム・シャローム経由でのアクセスは限られていると述べた。ガザ北部では、エレズ検問所は戦闘が激化しているためアクセスできないが、西部のエレズ検問所とジキム検問所は使用可能だという。
ロイター